昔半年ほどですが、ブライダルカメラマンをやっていたことがあります。
親戚のオジサンのカラオケを延々とビデオに撮ったりする、なかなか微妙な仕事です。ガキンチョ性格なので、すぐに退屈して無意味に凝った撮り方をして「余計なことするな」と怒られた思い出があります。
ちなみに、カメラマンが一番燃えるのがキャンドルサービスです。最大の山場でもあるのですが、映像的になんとか耐えられるのは、正直あのシーンだけでした。
式の前には式場の人達やら司会屋さんやらとのミーティングがあります。その中に時々「ハト業者」というの混ざっていました。結婚式でハトを飛ばす専門業者です。「このタイミングでこっちの方向に飛ばすから、このアングルで撮って」などと、かなり間抜けな打ち合わせが行われているのです。
最近気になって調べてみたのですが、ネット上に全然情報がありません。「ハト風船」というのは沢山あるのですが、リアルハトを飛ばす業者情報が見つからないのです。ハトのメンテナンスも容易ではないでしょうし、全部のハトが帰ってきてくれるわけでもないでしょうから、ハト業者も縮小傾向なのかもしれません。
唯一発見したのが「挙式終了後に教会出口で放つ白い鳩5羽\27,000」という記事でした。5羽では淋しすぎますから、30羽くらい飛ばすとして、16万ほどです。
祝い事にしても安くありませんが、ハト業者的には結構ギリギリな気もします。都会ではハトを大量に飼うこと自体、かなりコストがかかるでしょうしね。
だからってハト風船なんてウソくさいものはゴメンです。
万が一結婚できるなら、バッタでもいいからリアル生物を放ちたいです。
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