「仕事で笑気ガスを吸う」という珍しい体験をしてきました。
笑気ガスというのは亜酸化窒素のことで、鼻から吸入すると「酔っぱらった」ようになると言われています。歯科で患者さんをリラックスさせる目的で使われる他、最近では無痛分娩などにも活用されています。麻酔ではないので、これだけで痛みを感じなくなる、という性質のものではありません。
「笑気ガスで煙草がやめられる」という記事がありましたが、少し怪し気です。他に「笑気ガスダイエット」なるものもあります。確かに笑気ガスでは絶対太りませんから、ほわーんとなってそのまま眠ってしまえば痩せられる気もします。販売しているサイトはこちら。
吸ってみた感想ですが、確かにアルコールに似ています。ベンゾジアゼピンと一緒に入れたような(良い子は真似しちゃダメ)深い酩酊が急速にやってきます。しかしお酒のように身体が重くなるのとは少し違い、「横になったから眠くなったのかな」という自然な入り方です。しかも酸素吸入するとすぐに醒めます。トリップの仕方としてはなかなか健全です。
どうでもいいですが、すっかりイイ気分になっている時、背後で「大学の実習の時、吸わせたらオナニー始めちゃった女の子がいてさぁ……」というすごい会話が聞こえてきました。ちょっとちょっと! 何させる気やねん!
幸いオナニーはしませんでしたが、ふにゃふにゃで「気持ちイイれーす、もちっと♪」などとバカ丸出しで満喫してきました。
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