「なんだか身体が痛いなぁ」と思っていたら、昨日一週間ぶりにちょこっとバッグを打っていたことを思い出した暴力MtFのイシクラです。お元気ですか。
今日の帰りに、なかなか素敵な光景に出会いました。
公園のようなスペースを通りがかった時に、二人の青年が格闘技の練習をしていたのです。
片方だけがパンチンググローブをして、ワンツーを左スリップして左ボディ、同じく左スリップから胴タックル、という基本パターンを延々と反復していました。
思わず立ち止まって、近くのベンチからじっと見つめてしまいました。
血が騒ぎます。しかも一人の男の子は上半身裸でかなりイイ身体していて、正直それだけでうっとりです。
ボクシングやキックの動きとも微妙に違い、フルコン系の子が顔面&総合対策をしている感じです。選手クラスではないですが、明らかに素人ではなく、練習が一番楽しそうな人たちです。
ひと休みモードになって、ステップでの内展の意識の仕方、空手とボクシングの重心の乗せ方についてなどの技術トークになっています。あぁ、素敵です。技術オタ、しかも友達と二人で公園で練習、というのが、なんとも言えず甘酸っぱい思いにさせます。
男の子時代に仕事帰りに公園で稽古していたのが懐かしいです(一回帰ってしまうととても身体を動かすパワーがないので)。そして身体を動かしながらも門外漢にはさっぱりわからない技術話が展開する体育会系オタクワールド。最高です。
ただ、今日改めて感じたのは、そういう世界に足をつっこみながらも女子なポジションをキープしたい、という思いがずっとあったのだなぁ、ということです。第三者というか、オイシイ立ち位置なところがズルいのですが。
フェミにはいくら叩かれても文句言えません。
お友達になりたくて、思い切って「いつもここで練習してるんですか?」と話しかけたのですが、「いえ、はじめてです」と即レスされ、全く会話が続きませんでした。
せっかく逆ナンノリだったのに、カウンター一発で撃沈です。
ボクシンググローブ 8オンス