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性転換手術後2年で五輪出場可能に IOCが五輪参加規定

 全然速報じゃないのですが、日刊スポーツより。

 国際オリンピック委員会(IOC)は17日、性別適合(性転換)手術を受けた選手が五輪に参加するケースに備え、手術後2年を経過することなどを定めた新たな資格規定を採用した。17日、ローザンヌ(スイス)での理事会で決定した。
 規定は(1)性別適合手術を受ける(2)法的に新しい性となる(3)適切なホルモン治療を受け、術後2年が経過している、などを満たすことを条件に、男女どちらの性に変わった選手にも出場を認める。今夏のアテネ五輪から適用するという。

 未だに「性転換」などと時代がかった言葉を使っているところが笑ってしまいますが、認められたそうです。
 一般の方のために一応おことわりしておくと、脂肪の再配分や筋肉の付き方は内分泌系に左右されますから、ホルモン治療を一定期間以上受けている段階で、部分的なパワーに関しては「希望の性別」にかなり近くなるものです。とはいえ、骨格や力の使い方などで、ネイティヴとイコールということはないでしょう。それを言い出したら人種の違いでも競技などできない気もしますが。

 「女子の部で復活」という冗談も夢ではない気がしてきました。
 性別より年齢の壁の方がヤバそうです

2004年05月21日 | 小ネタ ニュース | トラックバック| よろしければクリックして下さい→人気blogランキング
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