お米が切れそうなので、例によって玄米を注文することにしました。
前回は米屋ふくち
きらら397は寒さに強い品種で、主に北海道で生産されています。害虫が少ないので、農薬の量を最小限に抑えることができるのです。しかも安いです。大学生協の定番品種です。
すると、セルート米米倶楽部
送料を入れても1kgあたりおよそ450円。近所のスーパーに安い玄米のない方は、要チェックです。
玄米の炊き方として「圧力釜じゃないとダメ」といった誤解がありますが、普通の炊飯器でも炊けます。わたしは「玄米モード」どころかボタンが一つしかない一番安い炊飯器で毎日炊いています。もちろん、圧力釜の方がおいしくは炊けるでしょうが、昔の人はそんなものなしで玄米を食べていたのですから、鍋でも電気釜でも炊けない訳がないのです。
ポイントとしては、
・水の量を多めにする。1.3-1.5倍くらい。
・しばらくひたしてから炊く。これは普通のお米も一緒。
・塩をひとつまみ入れて炊く。沸点上昇・凝固点降下により高い温度で炊けるため(化学でやりましたね)、疑似圧力釜効果があります。
・炊きあがった後、少し水を足してもう一度炊飯ボタンを押す。
「こんなに色々面倒臭い」という方は、とりあえず炊いた後ちゃんと蒸らしましょう。普通の保温でも大丈夫です。小さな手間でかなり違います。
慣れたら、白米なんてお菓子みたいで食べられません。玄米のメリットは測り知れませんが、白米より繊維が多く歯にこびりつきにくいですから、虫歯・歯周病予防からも有効だと思います。
8種類の国内産穀物をブレンド、お米に混ぜて炊くだけで現代人に不足しがちな栄養分を補給できます。
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