お恥ずかしい話ですが、今日初めてゴーヤー料理を作りました。
苦いもの大好きなのですが、調理法がよくわからない上、沖縄ものはイメージが良すぎてヒネていたのです。
今日は安売りで、思い切ってゲット。でも一緒に買ったのが、同じく安売りだったわたしが唯一食べられる肉類トリササミ。沖縄といえば豚肉ですが、この際トリササミでも良しとしましょう。
というわけで、にせゴーヤーチャンプルです。
さっと洗って縦割り、種と中棉を出して切って、塩をふってちょっとしんなりするまでおきます。
何にでもニンニクとオリーブオイルを使うので、コイツで鳥ササミを炒めます。
そしてゴーヤー投入。塩、コショウ、醤油で味をつけて完成。ものすごい簡単です。
普通は豚肉とトウフ、卵などを使うのですが、たまたまそばにあった食材だけでやりました。お皿にレタスをひいて、もりつけです。
ブロッコリーとオニオンとトマトのサラダwith自己流黒酢ドレッシングで頂きました。
おいしーい! んまんま(漫画太郎風)。
何故こんなおいしいものを今まで食べてなかったのでしょう。神様すいません。完璧ハマりました。
苦いものが嫌いなお子様とは絶対結婚できません。
ゴーヤーについて調べてみたら、++ゴーヤー大好き++というそのまんまのサイトがありました。実によく整理されていて、この手のサイトの中でもかなり秀逸です。
お約束で、栄養面についてざっと見ておきましょう。
重量(g)
エネルギー(kcal)
たんぱく質(g)
脂質(g)
炭水化物(g)
ナトリウム(mg)
カリウム(mg)
カルシウム(mg)
マグネシウム(mg)
リン(mg)
鉄(mg)
100.0
17.00
1.00
0.10
3.90
1.00
260.00
14.00
14.00
31.00
0.40
亜鉛(mg)
銅(mg)
マンガン(mg)
レチノール当量(μg)
ビタミンD(μg)
ビタミンE(mg)
ビタミンK(μg)
ビタミンB1(mg)
ビタミンB2(mg)
ナイアシン(mg)
ビタミンB6(mg)
0.20
0.05
0.10
35.00
0.00
0.90
41.00
0.05
0.07
0.30
0.06
ビタミンB12(μg)
葉酸(μg)
パントテン酸(mg)
ビタミンC(mg)
飽和脂肪酸(g)
1価不飽和(g)
多価不飽和(g)
コレステロール(mg)
食物繊維(g)
食塩(g)
0.00
72.00
0.37
76.00
0.00
0.00
0.00
0.00
2.60
0.00
カリウム、ビタミンC、ビタミンK、葉酸、食物繊維が豊富です。特にビタミンCとビタミンKは、ゴーヤ一つで一日の所要量の8割以上を摂取できてしまいます。ちなみに、ビタミンKは血液凝固溶解のコントロール機能、葉酸はビタミンB12と共に血液を作る働きがあります。なるほど、豚肉と相性が良さそうです。カリウムは、ナトリウムの排出を促進し、血圧を下げてくれます。またゴーヤのビタミンCは、加熱しても壊れにくい構造なのだそうです。
ゴーヤーは血糖値を下げてくれます。これはゴーヤーに含まれる「チャランチン」という物質が、膵臓ランゲルハンス島のβ細胞を刺激してインシュリンの分泌を促すためです。また「モモルヂジン」(「植物インシュリン」)呼ばれる物質が含まれていて、これは経口摂取してもインシュリンのような機能を果たしてくれるようです。玄米とお友達で、食後の心の平安パワーがあることでしょう。免疫機能を高めたり、血栓の発症率を下げる効果も期待されています。
マーガリンの話題に続いて、とまとの「へぇ〜」さんんに「東京のゴーヤは苦くない?!」というエントリがありました。確かに、昔どこかのホームパーティーで頂いたものよりずっと苦味が少なかったです。品種の違い、収穫からの期間が関係しているそうです。へぇ〜。