「ホーリーランドと挌闘マンガよもやま話」で触れた『ホーリーランド』ですが、金子修介監督でドラマ化されるようですね。原作に思い入れがありすぎるので、見たいような見たくないような、複雑な気分です。
ユウ役は『あずみ』の映画版や『バトル・ロワイアル II 』に出演された石垣佑磨さんを予定しているようです。ちょっとイメージが違いますが、映像化というのはそういうものでしょう。
そしてユウより気になるのが伊沢マサキ役です。徳山秀典さんという方で折衝中とのことで、調べてみると……うひーっ! めちゃくちゃかわいいではございませんかっ。しかも本当にボクシング経験があるようです。イイです! 正解です! ああ、こんな方がキレて暴れるところを見てみたいです。いっそ五六発殴られてもいいです。『F』という作品で金子監督と御一緒されています。
金子修介監督は、『ガメラ』シリーズで知られていて、一作目が特に秀逸です。怪獣には別に興味ないのですが、自衛隊が妙にカッコよく見えます。ガメラ抜きで十分作品として成り立っています。これは戦争映画です。
でも個人的に一番プッシュしたいのは『1999年の夏休み』です。
原作は萩尾望都の『トーマの心臓』、全寮制の学院を舞台にした美少年ワールドです。といっても、演じているのは全員女性。深津絵里さんの映画出演第一作(当時は別名)でもあります。そんなにメジャーな作品ではありませんが、透明感のある映像が印象に残っています。湖畔の風景が冷たく美しい映画です。特に女の子にお勧めしたいです。
この作品といい、徳山秀典さんといい、金子監督は美形を見る目があります。というか、美少年フリークなんじゃないですか。わたしも一周まわってそっち側で使って下さい(笑)。
それにしても、『ホーリーランド』は早く8巻が出て欲しいですね。最近展開に無理が出てきて、少し先行き不安なのですが……。