「新宿駅南口のストリートミュージシャン」で取り上げた狩野丈二さん(dr.)の参加されているALABAMA CROSSOVERのディスクが届きました。
なかなかライブには脚を運べず、ストリートで一回お見かけしただけなのですが、なぜかずっと気になっているのです。
狩野さんが演奏している姿は、単に集中しているとかビートに揺られているとかではなくて、「一人でどっかに行っちゃってる」感じなのです。こういう「関係ない」ノリのヒトが好きです。動物っぽいというか、ドレッドにしてきても一か月くらい気付いてくれないようなヒトです。
わたしの中では「妙に匂いに敏感」「騒音は気にしないのに小さな物音にビクッとする」などのステキ属性が勝手ににつけられているのですが、実際の狩野さんは全然そんな方じゃないのかもしれません。すいません。
で、“ALABAMA CROSSOVER”です。
三人バンドなのですが、みんな勝手に好きなことやってる感じです。そこがイイです。音がバラけながらもなぜかオチはついているみたいなノリです。いっそオチなんかつかなくてもイイです。
一応「ジャズ」になるのでしょうが、正統派ジャズファンには勧めません。むしろジャズなんて全然聞かないヒトの方がスッと入れそうです。80年代ソウル好きなどに推賞したいです。ストリートで聞いた時も(メンバー的には下のTriBeCaの編成)、勝手にリズム取っちゃうようなファンキーさがありました。
ALABAMA CROSSOVER サイト
ちなみに、わたしが最初に目撃したのは、「TriBeCa〜トライベカ〜(旧射手座流星群)」というユニットだったらしいことが判明。sounds on streetにストリートライブレポートがあります。WMPで聴けます! コレコレ! 「レコーディング開始」とのことなので、近いうちに手に入ることでしょう。
更に狩野さんはi-depというジャズハウスユニットに参加しているらしいこともわかりました。個人的には、コレこそ見に行かないといけません。ジャズハウスですよ、ジャズハウス! しかも狩野さんのサイトでは「テクノバンド」と表記されています。まだ一度も聴いていませんが、追っかけないとヤバい匂いがプンプンします。アルバム用レコーディング終了とのことですが、現時点では単体録音は入手困難な模様。
[i-dep 直近イベント]
6/27(日) 18:00〜18:45
六本木ヒルズアリーナ「いつか見た楽園」
イベント自体は2004年6月25日(金) / 26日(土) / 27日(日)なのですが、
・コロニアルカフェ(FREE)
25日(金) 12:00〜16:00
26日(土) / 27日(日) 11:00〜16:00
・ラウンジシアター(\2000)
25日(金) / 26日(土) / 27日(日) 17:00〜21:00
という構成で、後者の方っぽいです。とりあえずチケット予約しました。
つくづくネット上に情報がなくて苦労するのですが、“NEW SIDE compiled and mixed by freeTEMPO”の1曲目rustlicaの原曲がi-depのものらしいです。BWSのダイアリーさんの貴重な情報によると、IRMA Recordsから発売されている“Stereo Latina”の6曲目が原曲の模様。
こっちも早くアルバム出して下さいね。