京都にいた時のお友達に電話しました。
「目的もなく電話をかける」という行為を、かなり久々にやりました。仕事関係以外で電話したこと自体、一か月ぶりくらいかもしれません。友達いなさすぎです。
最近精神的にキリキリしていたので、気分転換に使ってやりたかったのでしょう。声のトーンは明るかったと思うのですが、思いのたけなどをぶちまけてしまいました。
このところぼんやり考えていたことがあるのです。
「男性・女性とも異性としか考えられない」ということは前から書いていたのですが、逆に両性ともから「同性」的に見られている面があるなぁ、と思うことがあるのです。
要するに「どちらからも恋愛対象とみなされない」ということです。当たり前なのですが。
先日の「木村剛とブロガーのオフサイド取引」の時などに痛感したことです。トランス慣れしていない人にとっては、とりあえず最初はそういう解釈になるのかな、と。
けっこうオイシイポジションなので、別に悪くはないのです。
ただ、参っている時などに「なんなんだろうなぁ、わたしって」「世の中はネイティヴのためにできてんだよなぁ」と考え込んでしまうこともあるのです。
そんなしょうもないことを叩き付けてしまったところ、このお友達が素晴らしいことを言ってくれました。
「でもさぁ、自分が恋愛対象にしたい人が、こっちを恋愛対象にしてくれないなんて、よくあることでしょ」
……それもそうですね。
言われてみれば、当然のことです。うっかりしてました。
自分の了見がいかに狭くなっていたか、思い知らされました。ありがとう、Hくん! めっちゃ癒されたよ!
「友達なんていらないねっ」と目が釣り上がっていた今日この頃でしたが、やっぱり友達は大切です。ありがたやありがたや。